出版社内容情報
凸凹封魔コンビの初陣です!!!!
人の内に巣食い、理性を奪い成長する魔物“光魔"。それを見つけ封じるのが、二人一対の封魔士だ。名門封魔一族の青年シェスが組まされたのは、ポッと出でいい加減に見える少年封魔士ツヴァイで…。
内容説明
人の内に巣食い、理性を奪い成長する魔物“光魔”。それを見つけ出し封じるのが、二人一対の封魔士だ。白の封魔士は捕縛、黒の封魔士は発見と封印の役割を担う、名門封魔士一族の青年シェスが組まされたのは、変わった経緯で封魔士となった、いい加減に見える少年ツヴァイ。組まされたものの、性格も価値観も全然違うふたりは、最初から反発しあったまま任務に放り出されてしまい―。
著者等紹介
みなづき志生[ミナズキシオ]
広島県出身。『ハイガールムの魔物』で2008年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
10
光魔を封印するために、役割分担された白と黒の封魔士は必ず1対で行動が鉄則というドラマチック?な設定(笑)。正反対なシェスとツヴァイの今後の成長が楽しみです~。2012/12/31
透馬なごみ
4
新米バタバタコンビファンタジーって感じですか。”光魔”という魔物を封じる人たちを封魔士というのですが、その新米封魔士と新米と組まされたベテラン封魔士のお話。ベテラン封魔士も相方が同じ年くらいな上に、新米と組んだのが初めてということで教育新米ってとこで新米コンビです。自分の限界を狭めてしまっているシェスと人に合わせるを知らないツヴァイのコンビはドタバタと文句を言いながら、嘆きながらもちゃんと認め合って行く過程が大変面白い。2人が夜空を見上げ星を眺める挿絵がとてもお気に入り。綺麗です。≫2015/05/05
香穂
4
まったく連携が取れていないけど歩み寄ろうとする気配はあって、これからが楽しみな二人。2013/01/04
太郎
3
ヒロインなしの話は久々なのでとても新鮮でした。設定も面白く話もテンポ良くて一気に読めた。相棒っていいよね、と思わす正反対な二人のやり取りが楽しい。続きが出れば買いたい2013/02/02
みかづき
3
面白かった!あとがきで文庫一冊分削ったとある通り、テンポよくぎゅっと詰まった内容でした。読後感がとてもさわやか。でこぼこコンビの歩み寄り方も、王道だけどキャラがしっかりしていてとても自然で、二人の仕事への打ち込み方の微妙な差とか、ツヴァイの信頼の示し方とか、いいなあ。聖堂守の話もよかったし、コザ様の最後のセリフにはキュンとしたし、ウォルと総長は気になるし。ぜひつづきが読みたいです!2013/01/17
-
- 和書
- 映画狂人シネマ事典