コバルト文庫<br> 英国マザーグース物語―婚約は事件の幕開け!

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コバルト文庫
英国マザーグース物語―婚約は事件の幕開け!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086016117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

男装の令嬢記者が、ロンドンの街で大活躍!
大英帝国首都・ロンドン。子爵家の長女セシルは、一年後に顔も知らない相手との政略結婚が決まっている。だが好奇心旺盛な彼女は、結婚まで、新聞記者になることに。そして彼女の前に謎の青年が…!?

内容説明

19世紀、大英帝国の首都―ロンドン。偉大な探検家である当主が亡くなり、長男が爵位を継ぐことになったアッシュフォード子爵家。長女セシルはといえば、子爵家の未来のため、顔も知らない相手と結婚することが決まっている。だが、好奇心旺盛な彼女は結婚までの一年間、新聞記者になるという前代未聞の行動に出た!「子爵令嬢」という正体を隠し、少年姿で働くセシルの前に現れたのは!?―。

著者等紹介

久賀理世[クガリセ]
1983年生まれ。東京都出身。『みずいろサナギの伝説』で、雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、『始まりの日は空へ落ちる』で2009年度ノベル大賞受賞。東京音楽大学器学科、ピアノ演奏家コース卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

77
明るい金色の髪を短く切って、オリーブグリーンの神秘的な瞳、滑らかな小麦の肌に、すんなり高い身長。おてんばというには思慮深く、お淑やかというには自立心に富みすぎたセシル嬢が、少年記者となって十九世紀のロンドンを駆け回るというとっても可愛らしい設定のお話で、あきさんのイラストも相まって、一目でお気に入りになりました。ミステリーとしてもほっこりものあり、家族の愛情ありあらゆる設定がほんわかとしていて可愛いです。最後にタイトルを振り返ると、ああ!と発見しました。四つの太陽、セシルとジュリアンの事でもあるんですね。2013/03/13

葉月たまの

69
面白かった! もーっ、凄く面白かった! あんまり面白かったから、1日1話、3日かけてじっくり読んだ~♪。女の子が男の子ふりするという小説はよくあるけど、これは婚約者さんとの関係がすごくよかったー♪。あと、新聞記者になった動機も、ただ単にその仕事に憧れたから、というのでないのがよかったかな♪。今回はちょい役だったけど、レスターさんとダンさんもわたし、好き♪。今後が気になる~♪。2012/12/03

みぃー

62
時代、設定、文章、イラストが好み。ジュリアンがなかなか魅力的。彼が自分の婚約者だと知った時のセシルを想像すると今からニマニマ。最後の手紙が何ともいい味出してる♪2016/10/22

みちゃ

57
あきさんの絵に惹かれて購入!面白かった!!お互いを婚約者だと知らず(シエルのみ)パートナーを組んでいる二人。そこで相手に惹かれていくよくある話ですが、シエルは男だと婚約者兼パートナーのジュリアンに隠しているつもりでジュリアンに惹かれていき全てを知ってさらに自分の婚約者に惹かれていくジュリアン。これからどうなるかが気になります。それにマザーグースの唄も知れてとても面白かったです。マザーグースは恐いものばかりだと思っていましたが、優しい唄や興味深いものがたくさんあり、つづきが楽しみです。2012/02/02

しょこら★

55
男装のおてんばお嬢さま、近くでひっそり見守る美青年婚約者、一癖もふたくせもある心強い協力者たち…少々ご都合主義な微笑ましい結末、さすがコバルト、ティーンズ、ロマンス。 日常のちょっとした謎と、父親の死の謎…二つに関連はないけれど(笑)、華やかで優美かと思えば、猥雑で暗澹とした雰囲気が共存する霧の都にピッタリのお話でした。ジュリアンかっこいい!もう正しくロマンスの王子さま…キュン!あと次兄ジェフリー、出版社のレスターとダンがいいキャラしてた。続き気になるかも。2012/09/14

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