コバルト文庫
姫君の妖事件簿―第九皇子と二つの死 裏検非違使庁物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086015721
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

椿木と瑞季、ふたりの過去が明かされる…!
大貴族の娘だと発覚し、厳しい姫君修業に悲鳴をあげる椿木。裏検非違使の仕事と二足のわらじを履く生活だが、そんなある日、椿木の元にある依頼が。依頼主は椿木の恋人・瑞季と関係が深いらしく…?

内容説明

妖を取り締まる裏検非違使として働く椿木の生活が一転してから半月あまり―。今では任務の傍ら、大貴族の娘としての厳しい姫君修行にも励んでいた。皇子である瑞季とつり合う娘になりたいからだ。そんなある日、椿木のもとにある依頼が舞い込んできた。だが、この依頼は彼女を思いがけない渦に巻き込むことになって…!?椿木の「空白の記憶」にまつわる真相が明かされる、衝撃の第2巻。

著者等紹介

長尾彩子[ナガオアヤコ]
9月6日生まれ。東京都出身・在住。「にわか姫の懸想」で、2010年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュウ

6
触れたくない過去があり、すれ違い。でもこの2人にとってはお互い避けては通れない。2017/11/07

ゆん

6
色々な過去話が出てきたなぁ。わかった事やさらに謎になる事が絡んできて、椿木と瑞季の関係はどうなるのか…薄氷や刈藻の今後の動きとか、気になる要素が満載(笑)さて、どうやって収拾するのか…次刊も目が離せません(笑)2011/10/28

凍矢

5
主人公と皇子が、超絶、仲が良くなり、これから楽しい祭りと言う前に、とあることで、すれ違いに。お互いに気まずい雰囲気の中で、主人公の過去が明らかになっていきます。さて、2人はどんな結末を迎えるのか。続きも楽しみです。2014/01/22

ミド

4
両親の話は良かったけれど、逃げるときに鎖が引っかからないのか気になった。父親の大納言は髪のあるなしに関わらず意外とかっこいい。でも1巻とキャラが変わっていないか?椿木は自分が黄泉がえりと忌み嫌われたことを気にしていたのに、皇子の過去を聞いた途端に同じように皇子を避けたりしてひどい。設定はいいのにいまいち話に乗れない。2017/09/27

梨莉

4
おもしろかった。1巻は導入っぽくていまひとつ盛り上がりに欠ける感があったのですが、この巻でぐっと話に深みが出たように思います。椿木の両親のエピソードが幻想的で良かった。あと最後に明かされた真実の容赦なさが個人的にすごいツボでしたw続きが出たらまた読みたいです。2011/10/07

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