内容説明
この本では、その子に合った読書のカタチを提供する、学校における読書バリアフリーの実践を豊富な写真とともに紹介しています。読書バリアフリーとは何か、学校で推進するためのポイント、学校図書館の具体的な読書バリアフリーの事例、学校現場に合わせたQ&Aまで、読書バリアフリーに取り組むはじめの一歩として、ご活用ください。
目次
第1章 学校における「読書バリアフリー」とは(急がれる、読みたくても読めない「本の飢餓」の解消;知って・生かそう「読書バリアフリー法」;高まる「読書バリアフリー」へのニーズ ほか)
第2章 事例でわかる!学校図書館の「読書バリアフリー」(学校図書館経由で国会図書館から1人1台端末へ貸し出しが可能に 井上賞子(島根県安来市立荒島小学校教諭)
学校全体で取り組む多様な子どもがいることを前提とした読書バリアフリー~インクルーシブに向かうプロセスとして~ 森村美和子(東京都狛江市立狛江第三小学校指導教諭)
子どものニーズに応じた読書環境づくり~聴覚障害・病弱・視覚障害の子への実践例~ 松田ひとみ(鹿児島県霧島市立国分中学校講師) ほか)
第3章 Q&Aでわかる!学校の「読書バリアフリー」(他の子とは違う方法で読書をすることについて、周囲にどのように説明すればいいでしょうか。多様な読書の方法があることをどう伝えたらいいでしょうか。;予算的にさまざまな種類のバリアフリー図書を揃えることが難しいのですが、なにかよい方法はありませんか。;お金も人も限られているなかで、環境整備をどう進めたらいいでしょうか。 ほか)
著者等紹介
野口武悟[ノグチタケノリ]
専修大学文学部教授。公益社団法人全国学校図書館協議会理事長。放送大学客員教授。筑波大学大学院博士課程修了、博士(図書館情報学)。図書館情報学を専門とし、読書バリアフリー、障害者サービス、子どもの読書活動、電子図書館などを研究している。現在、文部科学省図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議委員、同省視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会委員、NPOブックスタート理事、日本特別ニーズ教育学会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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