コバルト文庫<br> 風の王国 山の上の賢者

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コバルト文庫
風の王国 山の上の賢者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086015394
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大人気ヒストリカル・ロマン!!
ヤルルンに戻った翠蘭は、仏教寺院建設の責任者としてラサへ向かった。しかしその旅は、サンボータのもとへ嫁ぐ親友・朱瓔との別れの旅でもあった…。

内容説明

ラセルは花嫁を決め、ヤルルンに戻った翠蘭は、懐かしい人々との再会に胸を熱くする。娘のイェルカは利発に成長を遂げており、翠蘭は母親としての対応に戸惑っていた。ソンツェン・ガムポの命令でリジムの葬儀を執り行うための寺院建設を任された翠蘭は、ラセルを伴ってラサに向かう。だが、それは同時に、サンボータとの婚儀のためにシャンシュンに向かう朱瓔との別れの旅でもあった…。

著者等紹介

毛利志生子[モウリシウコ]
11月7日生まれ。龍谷大学文学部卒業後、生花の専門学校、トリマー専門学校を卒業。『カナリア・ファイル~金蚕蠱~』で’97年度ロマン大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきこ

19
シリーズ23巻目。花嫁選びが終わったと思ったら、すかさず次は寺院建造のためネパール方面へ派遣される翠蘭。ラセルが大人っぽくなったなぁと感じました。登場人物多過ぎて混乱しますが、がんばって読み進めます。2021/12/10

ミカ

12
朱瓔がソンツェン・ガムポを占うシーンが地味に好きです。別れはさみしいけど、また会えることを祈りたい。ラセルが久しぶりに出てきたらすごく立派に成長していたのが嬉しい。2012/07/26

波璃子

7
23巻。あんなに小さかったラセルが兄として、王太子として成長したなあとしみじみ。朱瓔がついに輿入れしてシャンシュンに行ってしまう。朱瓔と翠蘭が二人で並んでいるところをこれから見れなくなると思うとすごく寂しい。でもきっとこの二人は今生の別れになることはないと思う。いつかどこかで会えると信じたい。2015/05/12

ひーたろー

3
朱櫻がいなくなって寂しい…。外伝で結婚とか新婚な話やってほしいなあ。そしてイェルカ、ワガママ…。朱櫻とエンサ(+ラセル)で何故あの性格に…。そして、翠蘭、ラセルとはあんなに上手に仲良くなったのに、どうして実の娘とはあんな感じなのだろう…。 新キャラゲンパとのやりとりはいろいろ面白い。2013/01/03

なかがわみやこ

3
コバルトは着地点が見えない話が増えてどうしよう。ダレてるとは言いませんが、それにしても。2011/07/07

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