講談社+α新書<br> なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか

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講談社+α新書
なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062722636
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

母のドメスティックマインドコントロールが息子を作る!! 岩月教授の新理論が母の謎を解き明かす! 息子より危険な母の心の闇!人間行動学が心のしくみを解明! 岩月教授のベストセラー!!
母のドメスティックマインドコントロールが息子を作る!!
なぜか人とうまくいかない、怒りと悲しみでいっぱいの人々。嫉妬渦(うず)まく母の心の闇にメス!!

あなたはAさんに誠心誠意尽くしたのに、後日「Aさんはあなたを嫌っている」という報告を受けました。さて、あなたは次の1と2どっちですか?
1、Aさんに心を開き、Aさんを受け容れようとし、さらにAさんを好きになろうとして接したのに私を嫌うとは。そんな人なら今後のおつきあいはこっちから願い下げだ。もう会いたくない。
2、ああ、やっぱりまた嫌われた。自分のどこが悪かったのだろう。Aさんの気に障ることを言ってしまったのかなぁ。もっとご機嫌をとれば良かったのかなぁ。自分のどこが悪かったのか、聞きたいほどだ。嫌われた自分がイヤだ。次回Aさんに会ったら、これ以上嫌われないように下手に出よう。
※2と答えた人は母親のDMC(ドメスティックマインドコントロール)の被害を受けている可能性大です。

●世界観がゆがんでいる人たち
●幸福な母親、不幸な母親
●不安……でも理由がわからない
●“見捨てられ不安”によるDMC
●2重人格者のように見える
●嫉妬は「幸福になるな! 」のサイン
●子どもの反抗こそチャンス
●脱DMCをする方法(真実を知る)
●感謝日記と謝罪日記
●長い長い夢を見ているよう




岩月 謙司[イワツキ ケンジ]
著・文・その他

内容説明

母のドメスティックマインドコントロールが息子を作る!!なぜか人とうまくいかない、怒りと悲しみでいっぱいの人々。嫉妬渦まく母の心の闇にメス。

目次

序章 なぜか人づきあいにつまずく人たち
第1章 幸福な母親、不幸な母親
第2章 不安と恐怖を与えてDMCをする
第3章 DMCされた子どもはどんな精神状態になるか
第4章 DMCされた子どもにはどんな人間関係のトラブルが発生するか
第5章 人は、心を伝え合う動物
第6章 子どもの反抗
第7章 脱DMCをする方法
第8章 長い長い夢を見ているようなもの

著者等紹介

岩月謙司[イワツキケンジ]
1955年、山形県に生まれる。早稲田大学を卒業後、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程を修了。テキサス工科大学、日本石油(株)中央技術研究所を経て、香川大学教授。理学博士。専攻は、動物行動生理学、人間行動学(対人関係論)。東洋経済新報社主催の第8回高橋亀吉賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

19
なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか。岩月謙司先生の著書。世の中にはダメ男がたくさんいて、その背景には息子を洗脳して不健全な共依存関係を作ってしまう毒母がいるのは事実だと思う。でも、ダメ男の原因を女性である母親にだけ押し付けるのは無責任な話だし、女性差別的。ダメ男を厳しく指導しなかった父親、毒父の責任も重いと思います。2018/07/29

林 一歩

15
思ってるほどマザコン男子は多くねえぞ(笑)2014/03/24

T坊主

7
1)孫の為に嫁に参考に読んでもらえたらと思って読んでみた。要らぬおせっかいかもしれないが。2)如何に母親が大切かという事が、分かった。今の競争社会でますます母親の立ち位置の重要性が必要なのではないか。子育て支援とか、保育園の増設よりももっと根本的な事ではないだろうか。3)佐世保で女子高校生が中学からの同校性を殺害した痛ましい事件が起きたが、地元名士である父親の早急な再婚にも問題があると思うが、亡くなった母親には言及されていないが、ここが一番の問題ではなかったのではないだろうか。2014/08/03

ゆう

7
タイトルがおもしろい。マザコンというよりも、母親がいかにして無意識に子どもを支配しているかが書かれている。こうしてみると、あらゆる人間関係に当てはまらないとも言えず、「無償の愛」などというものは現代日本のどこにいけばあるのだろう。2014/06/20

haru

5
★3/5 哀しい本。元彼と分かり合えなかったのはそもそもの精神構造が違うからだったのかな。別れるとき、俺は嫌われて生きてきたと言っていたのを思い出す。あんなに周りに支えられているのに。 読み進めていくうちに、同じことの繰り返し・母親は無意識であると言っている割にひどい悪者扱い・主観的な感想が多いなどのことから、個人的な内容なのではと邪推してしまった。どこまで信用していいのかよく分からない。でも「人は、人から幸せを願われたら必ず、幸せになれる」の言葉には嬉しくなった。(文庫21/新書18)2015/03/17

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