出版社内容情報
黄泉がえり姫の任務は、身代わりと鬼退治!?
時は平安。17歳の椿木は、妖の取り締まり専門組織・裏検非違使の紅一点。身寄りがなく、幼い頃の記憶もなかったが、仲間と楽しく暮らしていた。ある日、椿木は大貴族の姫君だという事実が発覚して…!?
内容説明
時は平安―。椿木は、妖の取り締まり専門組織・裏検非違使庁の紅一点。身寄りがなく、幼い頃の記憶が一切ないものの、仲間たちと楽しく暮らしていた。そんなある日、椿木は大貴族の娘であるという衝撃の事実が発覚!おまけに、鬼にさらわれたという双子の妹の身代わりとして、邸で暮らして欲しいと頼まれてしまう。その夜、椿木のもとに見知らぬ美しい青年が現れるが…。
著者等紹介
長尾彩子[ナガオアヤコ]
東京都出身。「にわか姫の懸想」で、2010年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirune
34
少女漫画を文字で書いたような感じ。嫌いじゃないけど先が読める^^;主人公の椿木が頑固なまでにお人好しで、少しは人を疑え!と思いましたけど。。何を考えてるかわからない苅藻とこれまた何を考えてるか謎の双子の女房、かすみときりが良かったです☆2017/02/21
しゃちおおかみ
8
「序」の沈めれられた少女にいきなり先が読めてしまったのは、ラノベ読みのサガ・・・(笑)。わざと書いてこないふたご女房の裏とかに漂う、続巻思惑がイヤ。もっと素直にさらっと上梓してくれればいいのに。設定、展開的に自然に納得できるところが少なすぎて楽しめず。人物造詣が、お話のために作られていてちっとも共感できない・・・。瑞希はどこかで梛木姫を月影の姫と思っての求婚だったわけで、そのへん端折っちゃうからワケがわからないんだよ。どうせなら、薄氷のエピソードは温存しといて、人物関係をしっかり結んで欲しかったわ。2011/08/17
みかづき
7
お気に入りは苅藻。まるでキャラが崩れなかったので、つづきが出るなら終章で見せてくれたような幼さを見せてくれると嬉しい。しかしあの双子は何者……!?2011/06/03
kanon
6
だいぶ前に買っていたけれど、なかなか手を付けずに積み上がっていたものを少しでもと消化中です。梛木が手紙を書いていたけれど、あのお父さんが六花との祝言にくるのかな?と考えるとちょっとその様子見てみたいです。2014/09/19
水無月@更新停滞気味
6
王道の話。展開も全部読めるので目新しさはないかな。個人的な好みを言えば設定とか状況の説明とかの出しかたはもうちょい踏み込んで書いて欲しかった。登場人物達は何故そこに突っ込まないのだろう…と思ったところがいくつかあった。2011/12/07
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