内容説明
何者かに持ち出された古代兵器の製造法が書かれた古文書の行方を追う、ケヴァンとアイザック。彼らはある日、大勢の死傷者を出した大規模な山崩れが、古文書から復元された兵器による人的災害だと知らされる。だが、すでに古文書は研究者の息子に送られ、ケヴァンたちはそれを追ってイギリスの名門私立校に生徒として潜入するが!?「明陽の龍」他、ギドの過去に迫る書き下ろし作品などを収録。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
4
短編集。番外編が4つ収録されていて、どれもサクサクと読めます。中でもアドルフとケヴァンの出会いが印象的でした。まさかお尻に噛みつくとは…(笑)そういえばあのモヘンジョダロの遺跡、発掘がまだ一割程度しか進んでないという事に驚きました。世界にはまだまだそんな謎に包まれた遺跡が眠っているのですね。2014/10/05
皐月
2
ケヴァン好きとしては、やはり最後の2つの、アドルフとの出会い話&友情を深める話が良かった。ケヴァンに憧れる少年アドルフの暴走っぷりが凄く、そんな彼の天然発言に珍しく赤くなるケヴァンが可愛い。2010/12/20
punto
0
アンコールワットなど。2011/06/12
立花真幸
0
★★★2010/10/31