内容説明
法皇との謁見中、突如巻き起こった竜巻の中、姫総長シーカの身には異変が起き、“黎明の使者団”は離散した。団員たちは、団長不在のまま、それぞれの道を歩き始めていた。ハルセイデスの残した「生きのこる道だけを考えろ」という言葉を胸に。しかし、シーカを狙う闇の勢力の遠謀は、着々とその輪を狭めていた。そして、ハルセイデスと共に市井に潜むシーカに決定的な変化が現れ…。
著者等紹介
樹川さとみ［キカワサトミ］
１９６７年１月２４日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。１９８８年、第１回ウィングス小説大賞入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まりもん
7
今回は書記係のお父さんシンドーさんの出番が多かったので家庭環境も解って良かった。まぁ、パンツを飾っているあたりはちょっと・・と思うけど。 今回アスティル達を探していた異端審問官であるアンウォルフ司祭はどこの派閥の者なのだろう？地下で火事が起きた為に知り合いを助けに行ったアスティルは再び異端審問官の前から姿を消した。 しかし、地下でユミルとサンテに会い偶然にも邪神の刻印に触れてしまい屍の腕に捕まってしまったアスティルの今後がとても気になる。2012/03/28
透馬なごみ
6
今回は挿絵が大変少なく感じた…。時系列がわからなくて、どのくらいの時期でどういう時間の流れなのか、どういう情勢になっていってるのかまったくわかりません。シンドーパパたちの旅が終わり、それぞれが帰路についたあとにアスティルの話？シーカ姫たちはどの時系列？法皇は無事帰れたの？とか疑問がどんどん湧きます。もうちょっと時系列を整理して読みやすくして欲しいと思いました。法皇に当てて書かれた手紙の数々はどの法皇？偽？本物？それとも別の法皇？頭がこんがらがって物語が楽しめてない気がする…シーカ姫とハルさんの≫2015/03/19
sfこと古谷俊一
4
バラバラになって自分で考える必要が出てくると、色々と成長するという展開か。「独り立ち」するには年食ってるけど。2010/02/08
ichigoya
4
グランドマスターもこれで９巻目、もうそんなに出ているのか。これまでは、割とほのぼのとしていたけれど、今回からシリアスな展開に。黎明の使者団メンバーはバラバラに飛ばされ、残った者も使者団解散により、それぞれの道を進むことに。バラバラになったことで、アスティルの話をメインに進め、各人のエピソードを挟むような形になってます。今後の展開が楽しみになってきました。新しく登場したサルの飼い主は敵か味方か。美少年会計士の運命はどうなるのか。2010/02/05
雨蛙
4
みんなばらばらに散ってしまうし、シーカも心配だし、どうなってしまうんだろう。それにしてもヒルダ姐さんは今回もますます素敵です。2010/01/29
