内容説明
リクニスへの気持ちに気づかないふりをして、バラノスと王都をでる決心をしたレスティリア。しかし、同じ頃、リクニスに関するある不吉な夢を何度も見るようになってしまう。一方、女神の伝承について調べていたバラノスは衝撃の事実を知って…!?翠の瞳を受け継いだ少女と、彼女を家族にしたいと望んできた隻眼の青年、そして紅の瞳を持つ異国の将軍―3人をめぐる運命とは!?完結編。
著者等紹介
彩本和希[アヤモトカズキ]
11月20日生まれ、『アルカトラズの聖夜』で、2007年度ノベル大賞読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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でんか
8
蔵書整理で再読中。全3巻の最終巻。今巻でもさらにいろいろ設定が明かされて、怒涛の展開。こういう、色々な設定を、過不足なく詰め込めるというのは作者のかたの筆力なんだろうなーと思うことです。リクニスが襲撃されるあたりの物語の盛り上げ方なども、いかにも山場という感じで、すごく読みごたえがありました。微妙なバランスだった三角関係も、リクニスさん推しの私には無問題。最後、ストレートに大団円とはいかない、ちょっとほろ苦い感じの幕切れですが、よくこのお話に合っていたと思います。大変すきなものがたりです。2017/11/07
さり
0
ぼんやりしていたところが一気に明かされて綺麗にまとまった、のだけどこの結末はちょっともったいない気がします。とても良い終わり方とは思うのですが……もうあとちょっと補足がほしいかなぁ。でも、シリーズ通して楽しかったです。2014/10/08
サティーシャ
0
リクニスに関する不吉な夢を見て、眠れない夜を過ごすレスティリア。女神の伝承を読み解き・・・終わったけど、ぼんやりして終わったような。やっぱり将軍なのね。2014/08/05
凍矢
0
2012/08/10
pomme
0
☆2011/08/17