コバルト文庫<br> 嘘つきは姫君のはじまり―ふたりの東宮妃 平安ロマンティック・ミステリー

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コバルト文庫
嘘つきは姫君のはじまり―ふたりの東宮妃 平安ロマンティック・ミステリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086013666
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

衝撃的な結末を迎えた百舌殿での事件―。すべてが終わったいま、莫大な身代金と引きかえに、大姫が九条家に戻ってくることを知る宮子。しかしそれは、九条家が擁立するお妃候補がふたりになったことを意味していた。宮子と大姫、どちらが東宮妃になるかによって、後宮の勢力図は大きく変わる可能性がある。改めて身代わりの秘密が重くのしかかる中、美貌の大姫と対面を果たす宮子だが…。

著者等紹介

松田志乃ぶ[マツダシノブ]
11月7日東京都出身。『飾りじゃねえのよ、天使は。』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、『花ざかりの夜』で2005年ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

38
大姫登場。さすが藤原一族だけあってなかなかのキャラ(あざとい?)。真幸と愛の確認をする宮子だけれど、この二人は男と女というより肉親的な情の方が強そう、そして真幸に対する思いと東宮に対する思いに揺れる宮子にとって大姫の登場は効果的。不穏なままでこの巻は終わる。源高明登場、かなりかっこよく登場したので今後が楽しみ(10年程後には失脚してしまうけど)、というように史実の流れもわかるようなフィクションなのもこのシリーズの魅力かも。2025/07/26

葵@晴読雨読

20
東宮と宮子がとにかく甘い!甘すぎる!!で…大姫登場!今後どうなるのか気になる終わりかた。2015/06/04

桃水

6
最強ライバル登場で前半はピリっとしてきましたが、後半は東宮と宮子の甘々っぷりに身もだえしまくりでした(*ノノ) それにしても菊餅が本当に美味しそうで作り方を読んでいるだけで食べたくなりました(涎)2010/01/31

ぽいふるん

5
中継ぎの印象がある一巻。当時真幸ラブだったので、初めて読んだときは宮子の心の移ろいが辛かったけど、改めて読むととても当たり前な宮子かな2012/05/03

皐月

5
優しい顔してグイグイと押してくる次郎君が凄かった前半。それでもまだ踏ん張っていた宮子だけれど、大姫が出てきたことで心境に変化が出てきた様子。最後はとんでもないところで終わったし、次は宮子決断の時らしいので早く続きが読みたい。宮子はどちらを選ぶんだろうか? 大姫の件も気になる。2010/01/09

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