内容説明
緑属の柱神候補・ウォルセンを偏愛するアシュアイードは、彼をやっとの思いで手中に収め、ひと心地ついていた。しかしそれも束の間、少女ナルレイシアの登場で、ウォルセンは再び渦中の「人」ならぬ「神」に!ナルレイシアはここぞとばかりに「女優」になってこの苦境を突破しようとするが、ウォルセンはそう簡単には神の座についてくれず…。愛の逃走劇も大団円?緑の章、これにて完結。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
7
詐欺まがいだけど、それで良かったんだろう。2020/11/26
まるちゃん
5
緑の章も波瀾万丈で、でも無事に終りました。続きの章はいつでるんだろう?2012/12/17
はる
4
楽しかった…大冒険のあとの気分だわ2012/09/02
凍矢
4
ようやく、緑の章が閉幕しました。結局は、主人公に関わってしまった青年の負けというか、気づいたというか。良い感じのラストでした。何だかんだで、腹黒いあの青年は、最悪な性格をしていましたね。大事にしすぎだよー、義弟を。まー、終わりよければ全て良しかな。2013/12/27
末森咲夜
3
ペテンは非常に面白かったです。義兄弟のラブラブっぷりがすごかった…。ナルレイシアは元気で読んでて楽しいですねぇ。次は何色で一体いつ刊行されるのかが不安ですが(これくらい書くと止まっちゃうんだよね、前田さん)【T図書館蔵書】2009/08/02