コバルト文庫<br> 赤の神紋〈第14章〉Divine Red

電子版価格
¥517
  • 電子版あり

コバルト文庫
赤の神紋〈第14章〉Divine Red

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086012461
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

『メデュウサ』対決は後半戦に突入。昏倒した榛原は意識不明に陥っていた。藤崎は舞台上のケイに、かつて藤崎を追い詰めた榛原の姿を見出して、舞台崩壊を予言する。戦慄する連城の前で、だが、全能感に酔うケイは着々と破局への道筋を辿っていた。そしてついに最強の“共演者殺し”が牙を剥く!葛川蛍と来宮ワタル、『赤の神紋』のオーギュスト役を勝ち取るのは!?演劇ロマン、感動の最終章。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

12
天使だったルシファーが堕天した「傲慢」という感情によって引き起こされる祈りすらも無力であると知らしめる劇の大虐殺。改めてターニングポイントであった7巻の主題「劇はスタンド・プレーではなく、協力して作り上げる」ということを連城は命綱を自ら手放してしまったケイを自ら飛び込んで引き揚げることによって救け、ワタルや藤崎が命綱となって奥田さんたち、共演者を引っ張り上げたことで証明していました。これは新しい未来への一歩。貴方達の苦しい旅路もそこから昇華されて見いだせる幸福を寿ぎ、祈りの代わりに一言。「Divine.」2012/07/07

あんり

3
とにかく凄い!の一言。圧巻される舞台の表情、鼓動がひしひしと伝わっています。個々の結末も悪くなく、個人的にケイがもっとイチャイチャになってほしかった感はありましたが満足です。今後の響生の作品が見られないのが残念。すごくよかった!!2009/11/06

末森咲夜

3
面白い、すごいだけでは表現できないシリーズでした。どうなるのかと思って本当にハラハラしたけど、結末が幸せで、それでいて納得できて良かったです。一気読みできて良かった!【0図書館蔵書】2009/07/29

織葉

3
ミラージュを先に読んでたので悲劇的結末になるのかと思ってドキドキしましたが、それぞれが幸せそうでよかった。榛原と響生が一緒にいるシーンが好きだったなぁ。2009/07/15

香穂

3
ついに最終章。この物語の行く末がどうなるのか…読むのを躊躇っていましたが、読み始めたらやっぱり目が離せなかったです。着地できて良かった。2009/03/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/520111
  • ご注意事項