内容説明
伯父のアシュトレーから理花の兄を取り戻すため、自分の身体を差し出した夕樹。彼の身体を乗っ取ったアシュトレーは、火龍の心臓石のペンダントを渡せと理花に迫る。理花が次代の長だと見定めた龍ギースを過去に送り、他の龍を長に選ばざるを得なくさせる計画らしいのだが…。一方、ギースを見守る謎の精霊たちの思惑と正体は?守龍世界の未来を握る暴走乙女の大冒険、いよいよ完結。
著者等紹介
榎木洋子[エノキヨウコ]
10月3日生まれ。都立光が丘高校卒業。『特別の夏休み』で1990年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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枯伍
4
ギースを火龍の長にするために奔走するリカ。そして願いはめでたく…? 確かにあっさり気味な終わり方。マー介が成長したなあ。元に戻ってめでたしめでたし。巻末のお姫様抱っことお姫様ドレスへの夢の話の方が頭に残った。勘違いによる精霊の呪いを解いちゃうってやっぱりリカはタフだ。2019/11/29
帆
2
ギースが長になるのはまずい…な展開になってからちょっと期待し過ぎたかな; もっと大事になるかと思ってましたが、やっぱり基本みんな良い人な話だからこんなものかも。2011/11/20
真維奈
1
何かあっさり終わったなぁ…。もうちょっと掘り下げてもよかったのでは??ギースが未来でやる罪もあやふやなままだし。その内シリーズでやるつもりなのかな??マー介が一番成長したよね。見違えたよ。2012/10/13
サラ
1
結局ミルファーサスは移動のためだけのチョイ役だったの?意味ありげだったのに…2012/02/09
さら
1
どうやってまとめるのか期待しすぎたのか、さらっと読めてしまった。まあ、課題は残ってそうだけどハッピーエンドだと思われる。2011/12/27