内容説明
戦国の世。武田信玄の娘・松姫は、女を戦の道具としてしか見ない男たちのことを忌み嫌っていた。十六になり、美しい娘に成長した松姫は、遠駆けに行った先で奇妙丸と名乗る不思議な少年に出逢い、心ときめくのだが…。因果な運命に翻弄された二人の魂の行方は何処?叶わなかった浮世の想いが「夢視師」朧とゆかりによって映しだされて…。朧月夜の万華鏡でご覧あそばせ、愛のうたかたを。
著者等紹介
藤原眞莉[フジワラマリ]
1978年1月8日生まれ。福岡商業高等学校卒業。『帰る日まで』で、’95年上期コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
3
図書館 2008年6月発行。あらすじの松姫をみて借りてみました。絵の雰囲気が独特でなんとなく不思議な感じがしました。信長と濃姫を見て、著者のデビュー作を思い出したら、読み返したくなりました。まだ手元にありますが、最初に読んだのは中学生だったような気が・・・。2014/11/21
骨魚
1
モノノ怪的なゲストキャラたちの物語+超越者のお話。雰囲気がすてき。2008/07/07
さなだ
0
すみません。イラストさえイラストさえこの方じゃなかったら、もっと入り込めたかもしれん。2008/07/02
立花真幸
0
★★★★
ayaori
0
2008/05/30注文、05/31到着。2008/06/15