内容説明
「結ぶ」ことに力を持つ巫女・沫緒を身に宿す女学生の可也。親友・透子の家の夜会で耳にした笛の音に、沫緒の悲恋の記憶が蘇る。その調べは、彼女と恋人が巡り逢うきっかけになった運命の音だったのだ。その後、楽師の孫娘から、彼が夜会のあと行方不明だと訴えられ、行宗とともに行方を追う可也。その裏には、時間を超えて沫緒との恋を成就させようとするアマネの思惑があるようで…。
著者等紹介
岡篠名桜[オカシノナオ]
9月21日大阪府生まれ大阪府育ち。『空ノ巣』で、2005年度ノベル大賞・読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷風
2
凛々しい可也は、ドレスもお似合い。いやぁ羨ましい。行宗は・・・やっぱいつものくたくたの恰好の方が、個人的にはカッコイイと思う。でも、可也はともかく行宗も若干自覚なし!?ってことに驚いた。完璧意識してるのかと思ってたvでもこの微妙な距離感は相変わらず好き。あたふたしてるへタレな行宗。これからファイト!ちょっと希望が見えてきたような・・・?2010/08/05
凪子
1
面白そうな題材だったけど、活かしきれていないきがした。んーパッとしない。
PIPI
1
シリーズとして、続けてくれないと、中途半端な終わり方ですね。今回の小道具は、神笛。かやがあわおになってしまわないように、行宗には頑張ってもらわないと。あと、気になるのが、このイラストの人、衣紋を抜かないので、着物の襟元がだらしがないんですよね。2009/12/05
雨蛙
1
物語の感じはよいし、印象的な場面が多い。でも、解決しないことがもやっと残るのでちょっと後味がさっぱりしないなあ。2009/10/30
王朱
0
詳細は忘れたけど、結構面白かったっていうのは覚えてる。2012/08/01
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