コバルト文庫<br> マリア様がみてる―マーガレットにリボン

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コバルト文庫
マリア様がみてる―マーガレットにリボン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086011440
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

下級生への、バレンタインデーのチョコのお返しを、遊園地のお土産のクッキーとキャンディーに決めた祐巳、由乃、志摩子。せめてラッピングは自分たちでしようと、リボンを持って薔薇の館に集まったけれど、どうもパッとしなくて…。ラッピングについて語り合ううちに、三人の話題は、お姉さまのこと、卒業した薔薇さまのこと、イタリア修学旅行のこと…とどんどんひろがっていって。

著者等紹介

今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

30
卒業前にほんの一息、それは優しい時間の過ごし方。未来の薔薇様三人の前にあるのは薔薇ではなくてマーガレット。言の華にリボンをかけたら、ほらこんなに可愛い。呼び捨てで名前を呼ぶ恥ずかしさ、デビューを狙った大学生活。言葉の端々に滲むは生来の優等生体質、妹の幸福を願う優しい決意、旅路のいたずらはイタリアの風に流れて、好敵手のませた言葉は大好きの秘密、旅立ちの日も卒業と綴ればどこか晴がましいお別れの日、物言わぬ傘の物語、そして物語の最後は未来へと綴った二人の日記。ほら、気持ちをラッピングして、あの人へ届けに行こう。2012/01/31

さわこ

11
番外編集。前薔薇さまたちの話、祐巳ちゃんが失くした青い傘の話など、粒ぞろいの良作。特に聖さまのストーリーが好きで、一時期みんなから距離を置いていた人が、大学に入って一緒に海外旅行に出るくらい仲の良い友人ができて本当に良かったなあと。二年生三人は、なんだかのほほんとしていていいですね。★★★☆☆2022/05/14

苗@中学3年生になりました

11
やっぱり、なんか志摩子さんと乃梨子の姉妹カップルが可愛すぎる!!!!!ヽ(=´▽`=)ノ2018/02/10

そばかす♪

9
やっぱり聖さまは加藤景さんとイタリア行ってたね(笑)インコと言うかオウムだと思うんだけど、フィレンツェ煎餅あるなら食べたい。2014/07/27

9
電子書籍にて読了。短編集。聖さまのイタリア旅行の話とか、祐巳の青い傘のお話とか、裏話のようなお話ばかりで面白かった。祐巳の青い傘は祐巳のことだけではなく、沢山の人を救っていたのね。2014/05/28

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