内容説明
生涯ただひとりの運命の恋人、リアンリードを、嘆きの中で死なせたために、自分を許せずにいる女神フィオルシェーナ。そんな彼女のもとに、一途な瞳をした青年が現れた。彼はリアンリードの生まれ変わりで…!?もう二度と同じ過ちは繰り返したくない、彼のことを愛してはいけないと思う一方で、募る想いを断ち切ることもできなくて…。運命の悪戯に身も心も千切れそうな神女は―。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュウ
6
魂は同じでも、違う人。それでも惹かれ合う。幸せって、人それぞれ違うのかな。2018/03/03
ゆき
0
空の呪縛の続編。生まれ変わりもまた同じ女性を愛するという定番のストーリー展開。2015/03/24
トリ@
0
古本に売ろうかどうしようか迷った為もう一回再読した。天支の世界観と同じだけど微妙に違いがある。天支の時代より遥かに昔「暗黒時代」より以前の時代で柱神になるための方法がこの本だと既に柱神である人と契らなくてはならないことと神宝から選ばれなくてはないない。という条件がある。選定者という存在がない。でもこの本だけでも十分読み切りとして読めるので天支を読まなくても大丈夫。ちょい大人な内容だけど面白かった。2013/05/24
きゅう
0
過去の、女主人公が拾われた時の話と転生した恋人が女主人公に迫る話とのニ点。こちらの方が前作よりも珠子さんらしさが出ていたかなと思います。朝チュンがあってびっくり。最近はコバルトもこんな感じなんですかね。2012/07/10
yumi
0
前巻では書かれてないリアンの心情やファナルへのフィオナの心理が分かり良かった。あとがきでは続きがありそうなんですが、出るのかしら。あったら読みたいかな。2011/05/22