内容説明
陰気な見た目で誤解されがちだけど、ハートはピュアな黒沼爽子。クラスの人気者・風早と親しく話したのをきっかけに、そんな爽子の世界は変わっていく。千鶴やあやねという親友ができ、理想の美少女・くるみまで友達と言ってくれた。しかし、くるみは風早が好きだという。それを聞いて、自分の中にある風早への想いと向き合った爽子は?「別マ」で大好評連載中コミックの小説化・第2弾。
著者等紹介
下川香苗[シモカワカナエ]
作家。岐阜県出身。1984年、Cobalt短編小説新人賞に入賞
椎名軽穂[シイナカルホ]
1991年『君からの卒業』(別冊マーガレット)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
27
ご紹介本・図書館**恋愛2巻**根はいいのに暗めの風貌のせいで、クラスに馴染めずにいた"貞子"こと黒沼爽子。そんな彼女だが、クラスの人気者、風早と親しくなった事をきっかけに、彼女の世界は煌びやかに変わっていく!だが、爽子の前にまたしても波乱が!?――凄い作品ですね!読んでいて、"全員が主人公"なのでは?と、何度思った事か…。 ⇒続き2013/09/14
ラクダ
14
高校生にもなって、自分の恋愛感情が分からないと言うのはないんじゃないの?とツッコミをいれたくなったが、これがこの物語の骨格だと思い、気楽に読んだ。・・・くるみのセリフ「(私はかわいい)でも、そんなの意味ないじゃん・・風早が好きになってくれなきゃ意味ないじゃん・・」・・痛いね・・・次巻も気楽に読もう・・・とても読みやすいです。2014/09/01
gerBera.m
13
前回の悪い噂騒動の原因とその結果。かわいいからって好きな子に振り向いてもらえないのは楽じゃないね。でも何やってもいいわけじゃない。情報は操作できても本当の友達や愛は簡単につかめない。学生時代のじれったい人間関係、情報操作、いじめ、など思い出す。2015/12/13
ひがし
4
うーん、なんだろう。この物語って『皆が主人公』って感じがするなぁ……。個人的にはやっぱり爽子を応援したいけど、くるみちゃんが風早くんを想う気持ちも分かる気がする。それにしても、梅って名前は絶対に可愛いと思うのだが……(汗)2012/03/21
桜📕のベルズ
3
読了。新たなキャラクターの登場で、雰囲気はがガラッと変わります。人間関係が複雑になっていくも、素直な主人公は前向きに捉え、自分の想いをしっかりと持っています。芯の強さが今後に大きく影響していきます。2019/06/21