内容説明
ドレナー王国の世継ぎの姫として育てられた勇ましい少女リージュを突然の不幸が襲った。大国ゼネスティアに嫁ぐことになっていた妹姫が、なんとリージュの婚約者と駆け落ちしてしまったのだ。今さら約束を破るわけにもいかず、リージュが花嫁として差し出された。だが結婚相手である、王位継承者に最も近いという「三の王子」は、“贄”としての力が足りないリージュを見て激怒した。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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凍矢
4
相変わらずの素敵作品。続きが気になる書き方です。主人公の男勝りな部分に一目惚れしました。読みやすいので、直ぐに続きを読めそうです。まー、いつものように、中途半端で終わって欲しくないのですが。どうなることやら。。。2014/04/09
れっか
1
起家先生の挿絵とあって手に取るも、考えていたより好み。最初は女の子向けラノベらしからぬ重ためで主人公に優しくない環境と世界観にくじけ、一時期立ち止まる。読み返して、あれ?なんかいいかも…。かかあ天下っていうか、二人一緒でもどうにもならないけど二人一緒じゃなきゃ駄目っていうか、支え切れていないのに持ちつ持たれつな主人公達が応援したくなる。
ひのと
1
くっつく!と思ってた相手がすごく当て馬だったことに、最後の最後で驚いたわ!!!!ヒロインがすごく好み。男勝りでドレスよりも剣!だけど、乙女系のソレではなく、男性思考がきちんとはいっていて「女性は守るもの」って思ってる感がヒシヒシと。これは良い話である!2012/09/15
呉藍
1
けっこう好きだという人が多いみたいなんですが……私には無理だなぁ。いまいち何をテーマとしたいのかわからないし、登場人物が魅力的に思えない。世界観も上手く思い浮かべられないし。私の想像力が足りないってこと?2010/03/21
ジョン・ワン次郎
1
綺麗に終わってると思ったら、シリーズものなんですね。続きには今回名前だけ出てきた人たちが登場するのかな2010/01/30