内容説明
身寄りのない高校生・真田明音は歴史家の結城晴信のアシスタントとして働くことになった。謎めいた彼に惹かれる明音だが、探偵の的場竜介が二人の間に割り込むように同居することに。そんな中、明音の幼なじみの少年が自殺サイトの仲間と集団自殺した。晴信と竜介の協力で事件を調べてみると、死んだメンバーの一人が「サルカニ合戦」という言葉を残していて…。民俗学ミステリー。
著者等紹介
藤堂夏央[トウドウナツオ]
4月1日生まれ。京都の某私立大学を卒業後、高校講師などの職を経て作家に。96年、花丸ノベルズ(白泉社)よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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