内容説明
毎月毎月、内田さんの事務所には困ったちゃんがやってきる。勝手な取材記者、意味不明の音楽関係者、無礼な広告屋さん等、ギョーカイ人だけならまだしも、事務所の学生バイトも、お嬢様育ちの社員もみんな困ったことを言ったり、やったり。挙げ句の果てには善良であるはずの世間の人々までも寄ってたかって内田さんを悩ませる。日夜、懸命に闘う内田さんなのであった。
目次
1困ったちゃん、取材する!?
2 困ったちゃん、ギョーカイを牛耳る!?
3 困ったちゃん、世間に潜伏する!?
4 困ったちゃん、内田春菊事務所にはびこる!?
5 今月の漫画化決定!!困ったちゃん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ophiuchi
6
内田春菊が「困ったちゃん」を引き寄せる人であることは間違いないと思う。2019/02/21
読み人知らず
5
春菊さんの近くにはかなり困ったヒトが一杯。ここだけを読んでるとやっぱり濃い。嘘をつくとだめだな。2013/09/29
与末居
1
謎の決めつけ、勝手にtvcm、無断単行本化、などなど。じゃすらっく絡み(作らん会)の話も。著作権ってなんだっけってなった。内田さんの作品は他ので知っていたけど、私が「著作権」という言葉を知った本でもある。 単行本(平成元年十月、マガジンハウス刊)のうちエッセイ及び漫画を再編集したものの文庫版。2019/10/31
koishikawa85
1
かつて読んだ本だが、改めて通読した。作者の周辺の変な人々を取り上げている。漫画家という皆のあこがれで夢を持った人が集まりそうな場所だからとりわけ変な人が集まるのだろう。改めて読んでも面白い。2016/12/09
カンパネルラ
1
タイトル通り、内田の身の回りの困った人が書かれているが、ちょっと特殊な気もするのもあるし、普通の視点として、充分理解出来るものもある。また作者に対する認識も改まった2005/03/14