コバルト文庫
リリカル・ミステリー 白い花の舞い散る時間―ガールズレビュー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086006477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

顔も名前も知らないチャット仲間のアイリス、シャドウ、ララ、ミスティー、そしてミズキ。彼女たちが知る情報は、同じ塾に通う高校生ということだけ。そんな彼女たちがアイリスの呼びかけで、実際に会うことになった。オフ会の場は、人里から離れた古い洋館『ムラサキカン』。匿名性を保つため、新たな名を振り分けていくが、その場に現れたのは…?偶然か必然か、少女たちの運命は動き出す!2005年度コバルトロマン大賞受賞。

著者等紹介

友桐夏[トモギリナツ]
1976年6月8日生まれ滋賀県育ち。『ガールズレビューステイ』で2005年度ロマン大賞佳作受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

24
再読。2014年172冊め。9年ぶりに再読したらとても面白かった。2014/03/03

扉のこちら側

24
初読。コバルト本誌の短編賞から注目していた著者の長編デビュー作。短編賞では審査員に結構きついことを言われていたけど、ここまで化けたなという感じ。恩田陸を彷彿とさせる展開、特に5日目の展開は唐突な感はあるが、その不気味さ加減が良い。彼女達の今後をしりたい。2005/09/10

幸音

14
塾のチャット仲間である少女達がいつものハンドルネームから違うものへ変えて夏休みの5日間を一緒に過ごすリリカルミステリー。お互い詮索しないはずが徐々に自分のことを話していくので、中盤越えるとノンストップ。彼女達の関係や集められて判明した謎が全て繋がっていく過程にぞくぞくしながら読んだ。読み終えるとあのラストへの展開は唐突すぎた感じもあるけれど、読んでいる時は独特な雰囲気に呑まれたので気にはならなかった。これが短期間で書いたデビュー作とは。少女の描写や雰囲気が「蛇行する川のほとり」っぽくて好み。2014/02/15

14
チャット仲間の少女たちが古い洋館に集まって5日間の時を過ごすお話。すごくぞくぞくとして、そしてとても面白かった。ミステリというよりホラーを読んでいるかのように、怖くも感じた。深月がとても素敵です。2014/02/14

柚桜

11
インフルエンザ直前に読んでいたので内容が朦朧としてます(笑)これが全ての始まりになった話。四人の女子誰もが頭が良くて話が上質。時々感じる違和感や謎が気味悪いまま最後の衝撃波で吹っ飛ばされて混乱したまま終わったって感じ。主人公の変わりようやカガミやヒカリの設定は正直よく分からなかったけどこれを短時間で書き上げたデビュー作というのがすごい。よくコバルトノベルで発行されたな~2014/02/11

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