内容説明
拾われた拳銃を取り戻せという指令に『力』が使えず失敗した尚也。ターゲットに辿りついたときには、拳銃は誰かの手に。『組織』は新たな暗殺の指令を送ってくるが、そんなとき尚也の弟や福岡時代のクラスメートが東京へやってくる。けして偶然ではない、尚也と聖のまわりで何かが動き出している。最後の指令に秘められた組織の目的とは!?『東京ANGEL』最終章。
著者等紹介
本沢みなみ[ホンザワミナミ]
1974年4月27日、埼玉県生まれ。実践女子大学文学部卒業。『ゴーイング・マイ・ウェイ』で1994年下期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
1
【ココロの琴線に触れたコトバ】怖かった。けれど、逃げているわけではない。こうなってしまったら、もう向き合うしかないのだ。何を言われても、受け入れたいと思う。それができなければ、福岡に戻って再びグラウンドに立つことなど――夢のまた夢だ。2013/07/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
1
【ココロの琴線に触れたコトバ】本来の場所に戻り、尚也の時間はきっとスタートするのだろう。止まっていた時間が動き出すように。2013/07/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
1
【ココロの琴線に触れたコトバ】きっとまだ諦めていないのだ。走ることを。尚也に必要なのは、おそらく時間。そして――2013/07/31
紗月
0
東A完結。尚は再び走り始め、聖はシステムCへ。そうか、一般人となっても組織はついてまわる。何かあったときに、必ず協力することを義務づけされて。でも一ノ瀬くんが元気な姿を見ることができて尚は良かったね。2016/10/24
めぇ
0
完結しましたね。本を読むきっかけをつくってくれたのがこのシリーズでした。途中読んでないものもあるのでこれから読んでみたいです。最後は意外でした。だから子供が働いているのですね?紹介してくれた友人に感謝。2011/06/19