内容説明
行方不明になったエリザを探し、有純は駆けまわっていたが、手がかりすら掴めなかった。そして諦めかけたとき、エリザは帰ってきた。ところが、白の王家の側近を引き連れ「有純は白の国王になるべき」と言う彼女の様子は、以前とはまるで別人のようだった。王を失くし、甲の国に攻め込まれ、混乱を極める白の国では、ふたりの想いはすれ違ってしまい…。激動の戦国ファンタジー、ついに完結。
著者等紹介
倉本由布[クラモトユウ]
1967年6月14日、静岡県浜松生まれ。浜松市立高校をへて、共立女子大文芸学部卒業。1984年春、高二のとき、第3回コバルト・ノベル大賞に『サマー・グリーン/夏の終わりに…』が佳作入選、高校生作家としてデビュー
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