内容説明
薦の街で、黒髪の美しい少女を拾った、夕月夜家の若き当主・隠岐。三日の間眠り続ける少女について、隠岐はしなのに告げる。少女は、月乃守家の関係者らしい、と。一度意識を取り戻したとき、彼女の瞳は銀色だったのだ。しなのは、少女が月乃守家の諜報組織の影衆のひとりではないかと推測する。しかし目を覚ました少女は黒髪の黒い瞳で、自分のことはなにひとつ覚えていなかったのだが…。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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