内容説明
エリックの母ソフィー王妃が命を狙われ、ジャン=バティストが犯人だと疑われているらしい。元王子のエリックはバティストを助けるため、ミミを花嫁と偽って、捨てたはずの故国カンタン王国に乗り込む。エリックは好きだけれど、バティストに対する気持ちは?思いがけない花嫁役に混乱するミミ。犯人を探す内に、またまた城内の陰謀に巻き込まれ…。大好評ロマンチックファンタジー。
著者等紹介
倉世春[クラセハル]
1975年5月11日生まれ。青森県在住。北海道薬科大学卒業、現在薬剤師。「祈りの日」で2002年度ロマン大賞佳作受賞
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感想・レビュー
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冬見
1
もう本当にエリックが不憫。でもミミの気持ちも分かる。両方の気持ちが理解できるからこそつらい。 王子をやめてもしがらみからは逃れられないし、逃れようとしつつも責任と王への敬愛を捨てられないが故に、結局心安まる時は来ないエリック。会話や行動の節々に、国への、王への、隠しきれぬ愛が読み取れて切ない。2014/05/07
香耶
0
既読
いんちょ
0
2004-1021-304.2015/04/05
nanamon
0
2013/12/18
秋
0
この本でこのシリーズにであった。中学時代の思い出。
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