内容説明
国王に謁見する為、アカシュ(ラフト・リーフィシー)は王宮に参内した。が、国王は急な病で謁見は中止とのこと。ほかの謁見予定が入っていた者たちもいる中、アカシュにだけ国王の側近から声がかかる。連れてこられたのは王妃の寝室。そこで見たのは、国王と王妃でない女性が枷を架けられている姿だった。そこで、国王から命令が下る。枷の鍵を持って何処かに消えてしまった王妃を探せ。
著者等紹介
今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮―竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞
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