内容説明
鞍魔寺に一蓮が出張していた頃、お守り屋の店主・ジロベエを背広の男が訪ねてきた。男は晴明の末裔であるジロベエに、盗まれた家宝『神坐す像』を探してほしいと依頼しに来たのだ。それを見ていた兆の想い人・風花が、晴明の力を借りたいなら札屋が一番、などと言って店番をする兆のもとへ男を連れてきてしまう。結局、兆は断る機会を逃し、ジロベエの孫・灯と勝負することになってしまい。
著者等紹介
さくまゆうこ[サクマユウコ]
11月22日生まれ。1999年度ロマン大賞佳作受賞
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