内容説明
中学生みのりの幼馴染み・裕樹は数学大好き、パソコンぼけ少年。ある日裕樹をライバル視する同級生の加納からハードディスクをもらったが、何者かがそれを狙って…。頼りないあいつを放っておけない。みのりは事件解決に乗り出す。ディスクの中身は禁断のデータ?あたしたちって大いなる陰謀に巻き込まれていたりして?二人の謎解き&恋の行方は…。
著者等紹介
青木祐子[アオキユウコ]
8月16日生まれ。長野県出身、愛知県在住。「ぼくのズーマー」で2002年度ノベル大賞受賞
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感想・レビュー
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Natsumi
4
図書館
さんがつ兎
0
青木さんは中世かファンタジーのイメージが強かったので現代ものは新鮮でした。真相にたどり着くまでに二転三転する展開や、最初に見えていたものと全然違うものになる結末はこのころからもうできている作風だったんですね。2人の関係も安心して見られてよかったです。でもフロッピーとか今見ると時代を感じますね。2014/10/29
punto
0
追記。2008/02/09
藤原湾
0
再読。中学生ならではの可愛い幼馴染みの関係がよく出ていて楽しいです。この時期、女の子の方が成長が早いから、自分がついてやらなきゃって思いがちだし、そんな中ふと大人びた彼を感じてときめくのに可愛いっ!って悶えます。2011/11/30