ジュニア文学館<br> トルネード!―たつまきとともに来た犬

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ジュニア文学館
トルネード!―たつまきとともに来た犬

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  • サイズ A5判/ページ数 78p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784052036910
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

すさまじい竜巻が、村に近づいてくる。地下室に避難した子どもたち。むかし竜巻の日に家にやってきた犬のふしぎな話をきく。

すさまじい竜巻が、村に近づいてくる。地下室に避難した子どもたち。不安な気持ちでおびえる子どもたちに、むかしむかしにあった、ふしぎな話をすることになる。それは、竜巻とともにやってきた、一匹の犬の話だった。

【著者紹介】
1928年、アメリカ、ノースカロライナ州に生まれる。4人の子どもを育てながら、60以上の作品を発表し、1971年に『白鳥の夏』(邦訳は冨山房)でニューベリー賞を受賞。

内容説明

トルネードって、知ってる?たつまきのことさ。すさまじいたつまきが、こちらに近づいているのに、とうさんがもどってこない。みんなが不安な気持ちでいるときに始まったのは、むかし、たつまきとともにやってきた、「トルネード」という名前の犬の、すてきな話だったんだ。

著者等紹介

バイアーズ,ベッツィ[バイアーズ,ベッツィ] [Byars,Betsy]
1928年、アメリカ、ノースカロライナ州に生まれる。4人の子どもを育てながら、60以上の作品を発表し、1971年に『白鳥の夏』(邦訳は冨山房)でニューベリー賞を受賞したほか、米国図書賞、エドガー賞など数多くの賞を受賞している

もりうちすみこ[モリウチスミコ]
森内寿美子。福岡県生まれ。訳書『ホリス・ウッズの絵』(さ・え・ら書房)、『おじいちゃんの手』(光村教育図書)が産経児童出版文化賞に、訳書『真実の裏側』(めるくまーる)が同賞推薦図書に選ばれる

降矢なな[フリヤナナ]
1961年東京都生まれ。2012年より、「3.11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで、世界中の画家に呼びかけて展覧会「手から手へ展」を企画する。スロバキア共和国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

3
猫の五時半、やるな(^^)。挿絵は降矢ななさん。2015/07/15

あき@ブラック・ベア

2
竜巻の来た日、地下にもぐって竜巻が去るのを待っている間、いつも聞いているトルネードと言う名前の、竜巻の日に来た犬の話をするピート。そのピートとトルネードのエピソードがいくつか入っている。子供たちはピートから何度も何度もその話を聞いているけど、飽きることなく楽しみにしている。 ただただピートとトルネードの話。じゃなくて、それを話している今、竜巻の下にいる家族がいて成り立っていく話がなんかいい。私も子供になってピートの話をワクワクと聞く気分になった。2020/03/11

レモン

2
暴風の北海道です…そんななか、トルネードをサクッと読みました!トルネードと共に犬小屋ごと飛ばされてやってきた黒い犬。飼い主がいるはずだけど、探しても見つからないから飼ってしまう。情が移ったところに前の飼い主が…小学生にペットを飼うことについて何らかの発見をもたらす本かなーと思います!しかし、結構よくある話かな。語り方が竜巻の中、地下室に避難しながら話すというのがドキドキ感を増しますね!2015/10/09

ろばこ

2
トルネードと一緒にやってきた黒い犬、だから名前がトルネード。少年がトルネードと一緒に過ごす日々がとても楽しそう。トルネードはバディではなかったのか、竜巻のショックで忘れてしまったのか。おんなのこがちょっと可哀想かな。2015/08/15

rie

2
たつまきをぴたりと予測するピートから、地下室に避難するように言われたぼくら一家。父さんの姿が見当たらないことを気にしつつ、地下室にもぐりこんだぼくらは、いつものようにピートがトルネードの話をしてくれるのを待っていた。トルネードっていうのは、ピートが昔飼っていた犬。何でも、たつまきと一緒に犬小屋ごとピートのもとにやってきたらしいんだ――。ピートがトルネードと過ごした日々が織りなす物語。自然現象のひとつであるたつまきをきっかけにはじまった犬との新しい日々が、いきいきと描かれている。2015/06/24

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