内容説明
行儀見習いの少女ナルレイシアは、無類の本好き。書物目当てに男爵家で働いていたが、迫ってきたご子息に怪我を負わせてしまい、屋敷を追い出されてしまう。しかしここで、彼女は『不幸中の幸いの権化』の本領を発揮。王都ロスタロイドの屋敷から、住み込みの仕事の依頼が舞い込んだ。屋敷には山ほどの本があって…。目先の読書欲につられ、ナルレイシアは申し出に飛びついてしまうが…。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はる
9
ナルレイシアの不幸っぷりにビックリ! でもそれ以上にスカルトードの格好良さに惚れちゃいました♪2012/08/04
紫鈴
4
前田さんの主人公は割と暗めな性格が多い中、ナルレイシアは最高にぶっ飛んでます。典型的な巻き込まれキャラ、でもどこかに救いがある「不幸中の幸いの権化」あと「百発逆百中=逆の占者」ってのが笑えます。巻き込まれは何処まで続くのか・・・。☆42006/11/09
凍矢
4
兎に角、続きが気になる終わりかたをする作者さん。このシリーズの続編も読みたいです。本の虫となった主人公に、深く共感。あっという間にはまってしまっていました。主人公の性格もなかなかに、良いです!2013/12/12
まりい
4
次号の雑誌コバルトでシリーズ復活ということで、思いきって挑戦してみました。普段のマエタマ作品からは想像がつかないほどの軽さにびっくり。正直、本編よりも後半に収録されていた昔の短編3作の方が面白かったです。ファンタジックなロマンスもので。とくに『木蓮抄』は10ページに満たない短さなのに切なさや美しさが溢れていてすてきでした。それにしても明咲さん、ここ数年で画風かなり変わりましたよね。それも驚きでした。2012/12/18
まるちゃん
4
再読。無類の本好きのナルレイシアは、災厄を招く体質でいつも厄介ごとに巻き込まれ…何度よんでもおもしろい。2012/12/07