内容説明
突然、『札屋一蓮』の閉店を告知するはり紙が店のシャッターに貼り出された。キツネの精霊・レイ子の仕業だ。彼女の霊力がこめられたこのはり紙の効力は絶大で、このままでは店が開けられない。一蓮はこの理不尽な仕うちに激怒し、レイ子に説明を求めた。だが、当のレイ子は「必要ない」「決めたのだ」と埓があかない。そんな押し問答の末、レイ子は一蓮の霊力を奪い取るという暴挙に出て。
著者等紹介
さくまゆうこ[サクマユウコ]
11月22日生まれ。1999年度ロマン大賞佳作受賞
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