内容説明
弥生が大事なことを隠していたと知ってなお、祥の態度は変わらない。そのことに、弥生は戸惑いを覚える一方で、安心もしていた。しかし、それは仮初めの安心でしかなかった。彼女の知らないところで、祥と過ごす時間は刻々と期限へと迫っていたのだ。そんな微妙なふたりを知る尚也と聖のもとへ、『組織』から依頼が舞い込む。標的は、祥のモデル仲間で、祥の協力を得よ、と書かれていたが…。併録の『ゴーイング・マイ・ウェイ』は、第24回コバルト・ノベル大賞佳作入選。
著者等紹介
本沢みなみ[ホンザワミナミ]
1974年4月27日、埼玉県生まれ。実践女子大学文学部卒業。『ゴーイング・マイ・ウェイ』で1994年下期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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紗月
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ついに祥と弥生メインの話。でも読み切りがあったから短め、導入というかんじ。坂城さんピンチ。いろんなことが同時におこるって・・。そして弥生も不安定だし・・・2016/10/16
ゆず
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東A部分のみ読破。読み切りの受賞作はまたいつか機会があったらw2013/10/18
JUN
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お互いに相手を思いすぎて何も言えないのって誤解を生むね。 本音を全部吐き出したら案外うまくいったりして。2012/01/23
永山祐介
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体調不良で、一冊になるはずの話が二冊に分冊されたとのことで、物凄く中途半端なところで切られてます。プロローグ終わって数ページしたら「続く」みたいな。2003/06/05