内容説明
玻瑠佳が修学旅行の途中で行方不明に。心配した沙月は、吼とともに奈良県明日香村へ出向いた。そこで偶然、気まずく別れたままの真希に再会する。真希は、以前の事件のショックで声が出なくなっていた。真希が慕っていた仏師も、同じ時期に姿を消しているのだが、失踪直前に彼と玻瑠佳が一緒にいるのが目撃されていた。二人の行方を追う沙月たちだが、そこに新たな水蛇の影が…。
著者等紹介
毛利志生子[モウリシウコ]
広島県在住。龍谷大学文学部卒業後、生花の専門学校、トリマー専門学校を卒業。『カナリア・ファイル~金蚕蠱』で’97年度ロマン大賞を受賞
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感想・レビュー
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Natsumi
4
図書館
月兎
0
『諦める』=『明らかに見る』か…そういえば、最近読んだ仏教に関係ある本にも似たようなことを書いてあった。 心の闇って、諦めることができない時に生まれるんだと思う。 闇を抱えることがどうとかじゃなくて、それを認められることが大事なのかも。 とにかく心配していた皆が無事でよかった。 玻瑠佳と吼が本当は仲良いいんじゃないのかというのには同意。 お互い理解はし合っているし、遠慮ないもんな。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-420.html2014/06/29
punto
0
追記。2006/08/20
PIPI
0
仏教関係を読んでいた学生時代を思い出してしまいました。独鈷しょなどを読むと、「湯殿山麓殺人事件」のようなものを思い出して、思わず、恐くなります。2010/01/10