内容説明
あたし、浅葉未来は華雅学園に戻らないで、森戸南の高等部に進学する!親友のうららと一緒にいられるのは嬉しいけど、華雅へ行く杉丸と離ればなれになってしまう。だから入試のときに知り合った笙子も誘って、うららの家で杉丸の壮行会をしたの。すごく盛り上がって楽しかったのに、その帰りに送ってくださった朱海さんが突然…!?どうしよう、パパやママには絶対言えないよ―。
著者等紹介
久美沙織[クミサオリ]
1959年4月30日、盛岡市生まれ。上智大学文学部哲学科卒。在学中の79年、『小説ジュニア』(のちの『Cobalt』)に短編デビュー。集英社文庫コバルトシリーズ44冊をはじめ、著書多数
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感想・レビュー
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陸抗
14
未来が高校生になり、ちょっとだけ前向きになった…?恋愛面は、まだまだ臆病で、朱海さん頑張れだけれど。近所のお節介なおばさん、また出てきたら嫌だな。2018/07/31
咲穗
3
高校生編スタート! 朱海さんと初めてデートをしたものの、距離感とか関係はなかなか変わりません 後半のお留守番シーンはちょっと進んだか⁉︎?と、思ったのですがラストのパパの発言で先行き怪しく 小学生の終わりくらいに読んだこの本、私の考え方に結婚影響与えてて、 未来が女の子ばっかり大変で男のひとはずるいっ!て主張する気持ちも、それに対して朱海さんが、だから異性を好きにぬるんじゃないか、苦しんでる本人と、それを見ても代わってあげることができないほうとどっちが辛いかなっていう気持ちも どっちもわかっちゃう 2019/08/10
三毛招き
2
小説家のファンレターの話は当時思ってたことの吐露なのかなぁ。2010/10/24
マッキー
2
なんでDQN。なんか目指す方向が分からなくなってきました。2010/07/07
deltazulu
2
お父さんがいなかったらもっとスムーズに話が進むんだろうなあ。ともあれ、恋することにどこか臆病な未来だからうまくいきそうでいかない距離感にもどかしいばかり。その上、高校に入ったら問題児ばかりのクラスで、いやはや大変だ。でも、先を生きる人たちを知ることで、うまくいくようになるといいな。2010/06/26