内容説明
親友・うららと喧嘩してしまった…。森戸南にいられるのも、あと半年なのに。高校は華雅を受験するって決めたんですもの。でもこんな状態のままじゃいやだ。あたしは喧嘩の原因・みずゑさんに会うことにした。うららがどうしてみずゑさんの肩を持つのか確かめたいから。…ええっ!そんなことって!?海の上で「ミッキー」を操舵しながら衝撃的な話を聞いたとき、雷が鳴った!危ない。
著者等紹介
久美沙織[クミサオリ]
1959年4月30日、盛岡市生まれ。上智大学文学部哲学科卒。O型。動物占いは「狼」。在学中の79年、『小説ジュニア』(のちの『Cobalt』)に短編デビュー。集英社文庫コバルトシリーズ44冊をはじめ、著書多数。夫の波多野鷹、多数の犬猫猛禽その他動物と共に軽井沢在住
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感想・レビュー
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陸抗
13
未来がうららと喧嘩し、仲直りのきっかけを作るため、単身みづゑさんの元へ向かうものの…。未来の明後日の方向へ解釈するのは相変わらずだし、せっかく朱海さんとくっついたと思ったら、別の方向へ突っ走ってくか。らしくて笑うしかない。当時、女の子からキスするのが受けいれられなかったという裏話に、今なら有りだけど、リアルタイムで読んでたらどう思ったか。イラストが好みじゃなくて、気になってても手が出なかったからなぁ。2018/06/22
咲穗
2
怒涛の1冊 ここまでふわふわ〜っとやってきたことが嘘のように うららと未来の喧嘩 未来とみずゑさんの対決 未来と朱海さんの関係に進展 未来の進路に決着 と、進展が… 中学生編が終わることもあり、作者さんは元々ここで終わりにする予定だったそう 朱海さんが分析した未来の性格、やや私にもハマる部分があって 高校生編で未来がどう解決?していくのかに注目 2019/08/04
burunta
1
面白かった~~ それにしても、朱海さん出来すぎ!!夢見がちな中学生だった時でさえ、こんな人絶対いないって思ったもんな~~(笑2013/02/04
ふみ
1
いつのまにか歳をとって、のび太くんを追い越し、サザエさんも通り越してしまいましたが、この手の話はいつ読んでも面白い。主人公と同世代の時は、自分にもこんなロマンスが訪れないかとドキドキしたものですが、結婚して子供もいる今も、やっぱりドキドキするんですね~。なんだろう?応援したくなる感じでしょうか。この巻で中学が終わりなので、次からの高校編でどう展開するか楽しみです。2012/08/20
さなごん
1
これは絶対に読んだ記憶がある!ようやく前進したね~2011/12/01