内容説明
限りなく追求した写実への道は、御舟の絵に幻想美を滲ませ、麦僊の絵には抒情美を映し出す。東京と京都を舞台に、大正期のロマンを生きた2画家は、40代の若さで世を去った。
目次
速水御舟(浪漫と写実から真の美へ;写実の深化―西洋から東洋へ;写実と装飾の融合;写実への道;新しい飛躍―真の美を求めて;評伝 速水御舟―絵画的真実の真摯な追求)
土田麦僊(美の典型を求めて;伝統の中の熱い個性;静かな表象性へ;評伝 土田麦僊―真の個性に輝く内面の美へ)
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