出版社内容情報
徳川と豊臣の懸け橋になるべく、七歳で豊臣家の嫡男・秀頼に輿入れした千。
仲睦まじく過ごす二人だったが、千が十八歳のときに豊臣は徳川によって攻め滅ぼされ……。
のちに徳川宗家の最長老として、弟の・家光(第三代将軍)、甥の家綱(第四代将軍)を支え、徳川幕府を見守る存在となった千姫の物語。
内容説明
天下人・豊臣秀吉が亡くなり、徳川家康が天下獲りへの野望を燃やす戦国時代末期。対立が深まる豊臣と徳川の懸け橋になるべく、家康の孫かつ、浅井三姉妹の三女・江の長女の千は、豊臣家の嫡男・秀頼に七歳で嫁ぐことに。大坂城でゆったりと育まれる二人の恋。仲睦まじく過ごす千と秀頼だったが、千が十八の歳に「大坂の陣」が勃発し…。二人の夫に先立たれながらも、のちに徳川幕府を見守る存在となる千姫の物語。小学上級・中学から。