出版社内容情報
「悪魔が相棒なんてお断りだ!」
本好きの内気な少年・森青葉は、自宅の書斎でたくさんの鍵が入った古いカバンをみつける。
その鍵には悪魔たちが封じられていたが、封印がとけ、街中に散らばってしまった!
青葉はイヤイヤながらも、子犬の姿をした悪魔「マルコシアス」とともに悪魔を回収することになるけれど....!?
第9回みらい文庫大賞・大賞受賞作品!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっちゃん
26
会社の本好きメンバーのご家族の方が書かれた作品ということで児童書ですが読みました。誕生日に開いたカバンから鍵(悪魔の仮の姿)が飛び出し、街中に散らばった悪魔を回収するため、悪魔から出されるの謎を解いていく物語。グレモリーから出された最後の謎はなかなか高度です。まだ全員回収できていないので、続編もでるのでしょうね。【第9回みらい文庫大賞受賞作品】2020/12/30
おひさま家族
0
中1次男、進研ゼミ電子図書館。2022/10/22
せっちん
0
おもしろかった! 児童書らしいほどよい弾力でありつつ構造や下地がしっかりしてて読みごたえがあった。自分の殻を破ること、誰かを思いやることこそ世界を広げてくれるというまっすぐなメッセージも嬉しい。ちょっと難しい語彙が宝物みたいに織り混ぜられて、自分の中の背伸びしたい子ども心をくすぐられた。あの「夜空の青を微分せよ」の詠み手さんとのことで手に取ったけど、満足。続刊も読みます。2021/06/06
はちこ
0
意外と面白い作品だった。謎解きあり、悪魔集め、友情やなかなか忙しい主人公。続きが楽しみ。