内容説明
最初の唐入りが失敗に終わった文禄2年(1593)、名護屋で再度の征明を宣言した太閤秀吉により、徳川家康はその先手大将を命じられた。だがその恩賞は、国替え直後の所領・江戸に代わりこの先得るであろう朝鮮3ヶ国を与えるという。先手の誉れとは名ばかりの懲罰であった。渡海を諫めた家康に対する秀吉の意趣返しと大封徳川を疲弊させんとする意図に警戒を抱く諸大名たち。青ざめながらも平伏する家康。だがこの徳川先手こそが、周到に仕組まれた天下転覆の第一歩であった!!日の本40万の兵力が渡海のため名護屋に集結しつつあるその時、京洛で乱世の火蓋が切って落とされた。
著者等紹介
尾山晴紀[オヤマハルキ]
1979年、三重県生まれ。『覇道の城』で、第10回歴史群像大賞奨励賞を受賞。『燎原の覇者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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