出版社内容情報
子どもたちの好奇心を刺激する怪談集!
前作から一層、恐怖が増した『最凶怪談』シリーズ第2弾! 古びたエレベーターでの恐怖体験、百物語のあとに待ち受けていた心霊現象、占いがもたらした残酷な結末ほか、11編の恐怖ストーリー!
内容説明
エレベーターでの戦慄体験、水底に沈んだ町、占い好きの少女をおそう最悪の結末、コンビニを訪れる不気味な訪問者、はりつけにされた少年の怨念、怪談大会での心霊現象、死霊にとり憑かれた少女の運命、悪魔のTシャツを手に入れた少年、さまよう少女の霊、夜中の学校でのきもだめし、『最凶怪談』の案内人キョウちゃんの正体は…!?身の毛もよだつ11編の恐怖ストーリー!小学中級から。
著者等紹介
新井リュウジ[アライリュウジ]
日本SF作家クラブ会員
藤咲あゆな[フジサキアユナ]
児童文学作家。ドラマやアニメ、ゲームの脚本家としても活躍中
マルイノ[マルイノ]
『戦国姫』シリーズ(みらい文庫)のイラストを担当するなど、新進気鋭のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
2
部活合宿で先生の目を盗み始まった怪談大会。それは江戸時代から行われる正しい手法に則り進められていく。部員達がめいめいに怪談を話す中、聞き覚えのない声が響いた。「ーー今、こうれいをしていますよね?」 * 児童向けの怪談本。小学中級からとのことなので、年齢層は低めの設定だが、怖さがこれは本当に中級対象なのだろうか。全編を通して怖く怪談話としてはかなりよい。怪談大会の話は、「今、こうれいをしていますよね?」の台詞が電話から聞こえてきたあたりがかなり怖い。2020/01/21