出版社内容情報
宮沢賢治の人気作品が全てこの一冊に!
表題の2作のほか、「風の又三郎」「どんぐりとやまねこ」「セロ弾きのゴーシュ」「やまなし」「よだかの星」「雨ニモマケズ」の計8篇。作品ごとに読むポイントのまとめつきで、読書感想文にもオススメ。
内容説明
賢治の作品の中でもっとも有名で、ユーモアにあふれた傑作『注文の多い料理店』、銀河鉄道に乗って宇宙を旅するファンタジー『銀河鉄道の夜』、大風の日に現れた転校生の物語『風の又三郎』、そのほか、いろいろな動物たちによる不思議な物語『どんぐりとやまねこ』『よだかの星』『やまなし』『セロ弾きのゴーシュ』や、『雨ニモマケズ』の8編を収録。
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896‐1933年。岩手県花巻に生まれる。自然や仏教に親しみ、農業指導者として農村向上に努めるかたわら、童話や詩を書き続けた。詩集『春と修羅』、童話『注文の多い料理店』『グスコーブドリの伝記』など、子供から大人まで愛される作品を残す
北沢夕芸[キタザワユウキ]
1962年、長野県生まれ。イラストレーター。雑誌やポスターのイラストを幅広く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pocco@灯れ松明の火
7
宮沢賢治童話集を求めて:童話集録。宮沢賢治の細かな情景描写を読み、想像する事を大切にしたかったので、あまり挿絵のない児童書を選んだ。文章に出てくる方言や石や星の説明が注釈いりで有る為、とても分かり易い。今回は「よだかの星」と「銀河鉄道の夜」から(ほんとうの幸い)を探して読む。2012/03/31
千木良
3
なにが幸せかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも、それがただしいみちを進むなかでのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから(銀河鉄道の夜) ―― 「やまなし」「どんぐりとやまねこ」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「よだかの星」「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」の8編収録。監修・解説は児童文学者の森川成美さん。巻末には「スラスラわかる読書のコツ!」が付いています。2017/04/23
くまお
2
児童書だけど大人が読んでも十分楽しめます。どれも有名な作品で宮沢賢治初読みならオススメかな。そう言う私も宮沢賢治初読みでした。2024/12/04
読生
2
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40832104512021/12/16
書庫の番人
2
図書館で予約したらまさかの児童本。でも、絵が可愛かったから良し♪銀河鉄道読むなら絵の綺麗な本がいいね。2012/03/30