内容説明
小さな小さな星の可憐な可憐な物語。どの星があなたの光の星?やさしいこころの星?空に輝く星をお子さんと一緒に見上げて自分だけのやさしさの星を見つけてあげてください。
著者等紹介
浜田広介[ハマダヒロスケ]
1893年山形県高畠町に生まれる。早稲田大学在学中に大阪朝日新聞の懸賞新作お伽話に応募した『黄金の稲束』が一等に入選。それを機に児童雑誌『良友』に寄稿を始める。早稲田大学英文科卒業後、『良友』『幼年之友』の編集者を経て1923年より作家活動に専念。『ないた赤おに』『りゅうの目のなみだ』など1000篇に及ぶ童話、数多くの童謡を残し、日本のアンデルセンと称される。1989年故郷の高畠町に浜田広介記念館が開設された。『光の星』は1919年に『良友』に発表された作品。1973年80歳で永眠
パイノ,メリンダ[パイノ,メリンダ][Paino,Melinda]
1976年オーストラリア、メルボルン生まれ。メルボルン・ヴィクトリア大学で絵と陶芸について学んだ後、ロイヤルメルボルン工科大学芸術学部テキスタイル制作学科でテキスタイルデザインを学ぶ
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感想・レビュー
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まさまま
23
やさしい心、綺麗な心は見えないけれど、思いやりは行動に表せる。やさしい光を放ち、周囲を照らすのだと思う。2023/12/12
ヒラP@ehon.gohon
23
目立たなくても、心やさしい星のお話です。 不思議な絵の中で、イメージがどんどん膨らんでいくお話です。 天の川の水汲みを日課としている3つの星のお話です。 競い合うわけではありませんが、優しさと思いやりが自分を輝かせるのだと感じました。2022/08/08
あおい
7
同じ時にうまれた赤い星、青い星、弱い光の星。光は弱くても優しい星は泥だらけのカササギを助けてあげる…絵が独特だけれど優しくて素敵なお話。2021/03/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
穏やかで美しい光を表現しているひろすけ童話。この絵が金平糖にしか見えないワタクシ…。2019/06/02
まげりん
5
ひろすけ童話はやっぱりいい。今の日本語にはない穏やかさと上品さがあって、美しい世界だ。だからこそ、このガチャガチャした絵は頂けない。なめらかな筆で書かれたようなお話なのになぁ。何を持ってこの人を選んだのか皆目見当がつかない。2015/06/22