内容説明
この巻は、13世紀から14世紀ごろの「元」時代をあつかっています。
目次
第1章 チンギス=ハンとモンゴル帝国(蒼き狼の伝説;苦しかった少年時代;テムジン、モンゴルを統一する)
第2章 オゴタイ=ハンと金の滅亡(チンギス=ハンの大遠征;オゴタイ=ハンの金攻撃)
第3章 フビライ=ハンと元朝(跡継ぎをめぐる争い;フビライ=ハンの中国統一の戦い)
第4章 元の東アジア遠征(日本遠征始まる;フビライ=ハンの中国統一なる;フビライ=ハンの第二次日本遠征)
第5章 シルク=ロードと東西交流(マルコ=ポーロの冒険;混乱する政治)
著者等紹介
川勝守[カワカツマモル]
大正大学教授、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白いカラス
4
モンゴル草原から起こった草原の覇者ことモンゴル軍。武力だけではなくヨーロッパに与えた東西の交流は計り知れないものがあったと考えられますね。2024/02/03
pointe
1
またモンゴル。こんどはせい力を広げ、中国(今の)をすっぽりしはいしてしまう。ヨーロッパにしん出し、おそれられていたことが分かった。マルコ・ポーロやチンギス・ハン、フビライ・ハンも、この時でてきた。マルコが見た、モンゴルの話は、なぜかヨーロッパの人にしんじられなくて、わらわれた。本をつくったが、今では昔のことを知る大切なしりょうになっている。2012/04/22
わす
0
モンゴルの宴席で踊ってるビキニ姿のお姉さんが気になった。ちょっと調べたらチンギス・ハンは征服した地域の女をレイプしまくってたらしく、アジア人の8%が彼の遺伝子を受け継いでいるという調査結果もあるらしい。無論この学習漫画にはそういう表現はなく、結構いい奴として描かれている。2025/05/05
ビシャカナ
0
中国の歴史を辿っているはずなのにモンゴルのチンギス・ハーンの幼少期の辛苦まで遡り、中央アジアから欧州の歴史にまで及ぶ、やはり元は別格だ。遊牧民たちのノリも完全に輩で中華の品がない描写がいい。フビライの代になってからも最先端技術の活用や貿易など発展続き、南宋にも最後まで抵抗した陸秀夫など傑物もいる。マルコポーロがフビライの心休まる友人という設定は虚構だが人間味を感じる創作だ。そして仏教の厚遇と資金不足からの紙幣の増産でインフラとなり、世は乱れて白蓮教が乱を起こす、お決まりパターン。2024/10/14
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- 臨床薬理学 (第2版)