出版社内容情報
2013年NHK大河ドラマの主人公
会津を救いたいと城にこもって戦った八重に、維新後の日本は別の人生を与えた。夫・新島襄を助けて、まだ偏見の残るキリスト教の学校を設立。そして晩年は看護師を育てるなど、まさに波瀾の生涯。
内容説明
幕末・明治という激動の時代を生きた新島八重の波乱万丈の生涯を紹介。
目次
会津のおてんば娘
戦いのはじまり
会津戦争
新たな人生のはじまり
運命の出会い
ハンサムに生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
44
大河ドラマ「八重の桜」にもなった、幕末会津藩の女傑(ハンサム・ウーマン)のお話。明治維新後の会津戦争では、男装して従軍する姿がさながら「日本のジャンヌダルク」。敗戦後、京都で新島襄と結婚し、看護婦の養成に取り組む姿はまるで「日本のナイチンゲール」と、ものすごくエネルギッシュな生涯を駆け抜けたお方。賊軍としての汚名、キリスト教信者への差別、そして地元会津からも「薩長へすり寄った」と裏切り者呼ばわり。周りは敵と逆風だらけの状況で、「新しい日本に必要なもの」を残そうと粉骨砕身された姿には、本当に頭が下がる。2021/11/24
たまきら
33
だれ…?恥ずかしながら全く知らなかったので、会津魂に胸を熱くしながら楽しく読みました。後で調べたら大河ドラマが先だったみたいですね。日本の良さも西洋の良さもはっきり良いと言える柔軟な価値観。素晴らしい同志たち。熱い近代日本の幕開けを担った人たちを愛でました。娘さんはまあまあぐらい。2021/06/08
こふみ
17
時代の転換期を逞しく生き抜いた新島八重の生涯。まさにハンサム・ウーマン。2024/10/08
嘉江☆海★山♫
7
こんなスゴい女性がいたことを知ることができて良かったです!2024/10/16
piyちゃん♡
7
学校の図書室で。 周りに流されず、自分の道を切り開いていく八重はかっこいいと思いました。見習いたいです!2021/12/03