内容説明
キュリー夫人は女性としてはじめて、しかも2回もノーベル賞を受賞した科学者です。1回目はラジウムを発見し、夫のピエールとともに受賞しました。そして夫の死後、数多くの困難にもめげず、2回目のノーベル賞を受賞したのです。このラジウムの発見、研究は、今日の原子力時代へと科学を発展させました。
目次
ちいさなマーニャ
わたしはポーランド人
なみだをふいて
ゆめがかなうまで
ポーランドの明日のために
あこがれのパリ
すばらしいであい
とつぜんのわかれ
かなしみの中から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
69
図書館本 マリーはマリアのフランス読みだそうです。キュリー夫人はロシア嫌いであってもフランス嫌いではなかった模様…? 初期の放射線系の科学者は結構放射線の犠牲になっていると別の本で読んだのですがキュリー夫人も例にもれず…。 健康診断のレントゲンの時は彼ら彼女らに感謝です。2021/01/10
けいた@読書中はお静かに
12
きっかけはSTAP細胞で有名になった小保方晴子さん。そう言えば女性化学者で世界でいちばん有名なキュリー夫人は何をした人だっけ?と思い、図書館へ。しかし大人向けの自伝がない!読書メーターで調べた娘が書いた自伝読みたかったけど、どこも取り扱ってない。子供向けマンガ自伝ならあったので読んでみました。まず飛び込んでくるのは、功績ですね。女性初、しかも2度、しかも違う分野(ノーベル化学、ノーベル物理学)、さらに娘も研究を引き継いでノーベル化学賞もらってるんですね。その他、第一次大戦中は私財を投げ打ってレントゲン装置2014/02/03
あいちょ。
2
『人生で影響を受けた100冊』登録。 これは影響を受けたベスト10に入れていい。 化学に興味を持つきっかけになった1冊。2020/03/17
Yuki Tanaka
2
ラジウムの発見によりノーベル賞を受賞。現代に残した業績はさることながら、研究一筋で生き抜いた科学者としての生き様は称賛に値する。2012/01/22
あるちゃ
2
娘に頼まれて図書館で借りた一冊。ものすごい功績を残す人って、やはりタダモノじゃないんだな、と思いました。どんなに勉強が好きでもここまでやれるってすごいと思います。少数のものすごい人たちに文明って支えられてるんだな、と思いました。子供の頃、なんで本人の名前じゃなくて、旦那さんの付属品的な名前で有名になってんだろう?って思ったのですが、今はキュリー夫人の方が歴史に深く名を刻む結果になっていますが、その礎には、早世されたご主人の功労が深く関わっていたのですね。今頃やっと少し納得しました。2010/04/23
-
- 和書
- 人を愛するための法話