出版社内容情報
まんががおもしろい、だから歴史がわかる
集英社創業90周年記念企画『学習まんが 日本の歴史』全20巻
第2巻は、「律令国家をめざして」《飛鳥時代》
外国を意識することで、国としてのまとまりが強まる時代です。中国に留学生を送って、進んだ文化や制度を取りいれつつ、天皇が中心となる中央集権化を進めました。
<もくじ>
第1章 仏教の本格的な伝来
第2章 国際国家としての目ざめ
第3章 大化改新
第4章 壬申の乱
第5章 律令国家へ
あおき てつお[アオキテツオ]
設楽 博己[シタラヒロミ]
星井 博文[ホシイヒロブミ]
内容説明
飛鳥時代の約100年で倭国は大変革をとげます。厩戸王の時代、冠位十二階や憲法十七条を定め、氏族政治の害をなくそうとします。また遣隋使、遣唐使を派遣して、大陸の最新知識を積極的に取りいれようとしました。7世紀なかばからは、大化改新と呼ばれる改革、天皇中心、中央集権の国作りを強力に押しすすめます。その結実が、本格的な最初の都、藤原京であり、律令国家のあかし、大宝律令の完成でした。
目次
第1章 仏教の本格的な伝来
第2章 国際国家としての目ざめ
第3章 大化改新
第4章 壬申の乱
第5章 律令国家へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
62
自分が小学生、中学生の時に読んでいたら絶対歴史好きになっていたな。2022/05/15
コウメ
33
世界の歴史2と比べて読んでも文明あんま進んでないな。まぁ紀元前の話だけど、蘇我馬子、聖徳太子の登場。聖徳太子は法華経解説書を進めたのか、天皇、大王、皇帝、色々出てきて混乱するけど簡単〜結局は戦争で殺し合い。💥🔫(・ω・)2019/04/20
ゆうゆうpanda
25
蘇我入鹿の人物像の捕らえ方に興味があった。狡賢そうで卑屈な表情をする人物に描かれていた。分かりやすいけれど先入観を抱かせてしまうところが歴史マンガの功罪。2020/04/11
niko-08
17
復習のつもりで読み始めたら…いやいや、改めて時代の流れがわかりました(汗)一巻も読んで、後の巻も読んでいきたい。2019/04/20
LUNE MER
12
息子のために購入。初めての一冊ということでジャケット最優先で本書。荒木先生が表紙描いてるってことで一時期話題になった時から目をつけてたんだよね。(中身は荒木先生ではありませんので誤解なきよう☝️)本書は律令国家に向かって突き進む時代を描く。当たり前だけど、今では小学生向けの本でも富本銭出てくるんだよね。(私は和銅世代。)でもあんまり流通はしなかったって注釈もばっちりあり。ボロクソ過ぎて(?)記紀に記載のない600年の第一回遣隋使に関する描写もあり。子供相手と思って手抜きしてない感じが感動品質✨2019/12/03