内容説明
江戸後期の名優・七代目市川団十郎が自ら選び、十八番のお家芸とした“助六”や“勧進帳”などのすぐれた歌舞伎芸を、美しい錦絵や舞台写真を駆使し、その鑑賞を通して、江戸民衆のたくましい心を伝える。
目次
歌舞伎十八番の美学
歌舞伎十八番の見せ場
現行曲―作品紹介
非現行曲・復活上演曲―作品紹介
歌舞伎十八番のメカニズム
歌舞伎十八番の演技と型
民俗芸能と歌舞伎十八番―その原点と土壌
図版特集 歌舞伎風俗画
歌舞伎の歴史
図版特集 役者絵
役者絵の変遷
江戸市民と歌舞伎
図版特集 市川団十郎家
市川団十郎の代々




