出版社内容情報
『ART GALLERY テーマで見る世界の名画 (全10巻)』
名画を「テーマ別」に、観て、読む、まったく新しい美術全集誕生!
『歴史画 人間のものがたり』
西洋絵画の王道といわれてきた歴史画。偉大な英雄像から、悲劇の場面、戦争の悲惨さまで、時代を映し出した絵画に人間の歴史を見る。
<目次>
第1章 英雄と民衆
第2章 人生の鑑
第3章 歴史画の変容
第4章 風俗画と歴史画のはざまで
責任編集 高橋達史(青山学院大学教授)
エッセイ 佐藤賢一( 作家)「ダヴィッドという男」
ある視点 樺山紘一(歴史学者)「描かれた歴史」
『ART GALLERY』監修者
青柳正規(前文化庁長官、東京大学名誉教授)
木島俊介(ポーラ美術館館長 Bunkamura ザ・ミュージアム プロデューサー)
中野京子(ドイツ文学者 美術評論家)
高橋 達史[タカハシタツシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネジとサビ
5
知っている史実の絵を見つけると、思わず興奮! もっと歴史を知らなくちゃな~とここでも痛感。でも、眺めるだけでも面白い。 同じ題材を、違う人が描いたものを見開きで比べることができたりして、見飽きない。2020/09/14
むらさき文鳥
3
戦争と処刑の絵が多くて、人のすることは昔から変わらないなぁと思った。生皮をはぐ処刑、自刃の絵、私にはインパクトが強すぎました。(図書館本)2018/05/26
k
1
やはり死の場面が多くて、中でも「イヴァン雷帝と王子イヴァン」は実物を見たいけど、見たら眠れなくなるかもというくらい狂気の目が怖い。「マラーの死」もダヴィッドの鬼気迫る死の場面を再現しながらの下描きの様子を読み、さらに印象深くなった。2021/01/07
takakomama
1
「英雄と民衆」「人生の鑑」「歴史画の変容」「風俗画と歴史画のはざまで」の4章。60枚の絵画。先日、「ルーヴル美術館展」に行ったので、ダヴィッドが気になりました。 2018/09/07
多読多量連投が日課だった
0
しかし西洋画って近代になるほど劣化している印象なんだよね。宗教画とカの時代はメチャックちゃハイレベルですごいのにその後の絵面と言ったら!2018/08/24